済州島10景
		済州島は韓国の南西側に位置する国内最大の火山島で、約２００万年前の火山の噴火によってできたと伝えられています。１５世紀ごろまで耽羅という王国が存在していました。済州島は火山島特有の荒い自然に包まれ、その景観の素晴らしさは昔から伝えられてきました。東洋のハワイとも呼ばれる済州島には済州島10景と言われる10の景色があります。内陸には渓谷や洞窟、海岸線には滝や奇岩群を有する済州島は韓国国内外から多数の観光客が訪れる観光地となっており、天候や時期によって見ることが難しい景色もありますが、この済州１０景は今も観光客の目を楽しませてくれています。

城山日出（ソンサンイルチュル）			正房瀑布（ジョンバンハポク）
	ユネスコの世界自然遺産にも登録されている城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)から見る日の出。			正房瀑布は海に直接流れ込むアジア唯一の海岸瀑布。滝の水が海に直接落ちる様子が素晴らしい。

山房窟寺（サンバンクルサ）			古薮牧馬（コスモンマ）
	漢拏山の峰が引き抜かれ投げられてできたという伝説の残る、山房山中腹にある洞窟を利用したお寺。			漢拏山の麓に放牧されている馬の群れの様子。

瀛邱春花（ヨングチュナ）			橘林秋色（キュルリムチュセク）
	仙人が住むといわれる瀛邱に咲くツツジの花。			済州市五賢壇（オヒョムダム）一帯にあるミカン農園の秋の景色。

山浦釣漁（サンポチョオ）			鹿潭晩雪（ノクタムマンソル）
	海に出た数多くの漁船の灯りが海を照らす様子を眺めながらの釣り。			初夏まで残る、漢拏山白鹿潭(ハルラサンぺクノクダム）の雪の様子。

霊室奇岩（ヨンシルキアム）			沙峰落照（サボンナクチョ）
	漢拏山の登山コースに存在する500余りの奇岩の様子。			済州市郊外に位置する沙羅峰公園にある“紗羅峰”から眺める夕日の様子。