旧暦1月15日(今年は2月17日)は名節の一つテボルム。 テボルムとは「大きな満月」を意味し一年で最も大きく輝く満月が空に 浮かぶ日と言われてきました。テボルムには一年間の無病息災、豊穣を祈って 様々な行事が行われます。 ◇テボルム風習 ・プロム プロムとはテボルムの朝一番にクルミや落花生といった硬い殻を持つ果実を 歳の数だけ一度ずつ音を出すように噛み、庭などに捨てる風習。 音を出すことによって、体の腫れ物や歯の病気を防ぐなど一年の 無病息災を祈ります。 ・タルチッテウギ ワラや松の枝などを積み上げて東に入口を作り月の家を作ります。 そして月の家に火をつけその燃え方によってその年の農作物の作柄を占います。 ・伝統料理 テボルムには米に小豆、もち米、麦、キビなどを加えて炊いた五穀飯(オゴッパブ)を 食べる風習があります。また冬の間に保管しておいた大根の葉やゼンマイ、キキョウ、 モヤシなどの和え物(ナムル)を五穀飯と一緒にいただきます。 ・伝統遊戯 テボルムには体についた悪い気を空に飛ばす意味を込め凧揚げを行います。 高らかに上がった凧は悪い気を断ち切るため糸を切り空に放します。 その他田畑についた虫の卵などを焼くトゥルブルノッキや、 火をつけた炭を紐の付いた缶に入れ振り回すチブルノリなどがあります。
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