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ソウルの空の玄関、金浦空港
金浦空港は、2001年に仁川国際空港が開港する前はソウル特別市の近郊に所在する国際空港として、韓国の空の玄関としての役割を果たしてきました。仁川国際空港開港とともに、国際線は全て仁川へ移動したが、その後も霧など天候不良や緊急事態の場合などに備え、国際空港としての機能は残しています。国際空港機能移転後は大型ディスカウントストアー「Eマート」などショッピングセンターや映画館などが設けられていて、ソウル西部の新しいショッピングセンターとして再生しました。現在、大韓航空とアシアナ航空が国内線ハブ空港として利用、2006年に格安航空会社である済州航空と韓星航空が新たに就航を始めました。

 
2003年11月30日から羽田空港と金浦空港の間で定期チャーター便が就航を開始しました。現在、日本航空、全日本空輸、大韓航空、アシアナ航空の4社がそれぞれ1日2便ずつ就航し、再び国際空港としての機能を発揮し始めました。また、2007年10月から大韓航空、アシアナ航空、中国東方航空、上海航空の4社による上海虹橋国際空港との定期チャーター便運行も開始され、2008年12月には、大韓航空とアシアナ航空が関西国際空港へ定期チャーター便を就航させています。また2009年1月には中国の北京へも就航させることが決まりました。

 
国際線ターミナル
羽田-金浦空港間のフライトを利用した場合到着する国際線ターミナル。1階が到着ロビー、2階がチェックインカウンター、3階が出発ロビーになっています。 仁川空港と違い国際線の便数が少ないので、それぞれのフロアはコンパクトにわかりやすくまとまっています。
空港鉄道(A'REX)
仁川空港と金浦空港を結ぶ空港鉄道(A'REX)が2007年3月に開業しました。2つの空港を約33分で結びます。2010年までには更にソウル駅まで繋がる予定です。 列車は普通の地下鉄とほぼ同じ造りの一般列車、また荷物を置けるスペースなど車内スペースがゆったり目の急行列車があります。
ソウル西部 (金浦空港)エリア