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済州市~龍頭岩、三姓穴、耽羅木石苑、済州民俗博物館 |
高さ10メートル、長さ30メートルの大きさの龍頭岩(ヨンドゥアム)は200万年前に溶岩が噴出して固まった岩です。 昔、龍宮に住んでいた龍が天に昇ろうとして、固まって岩になってしまったという伝説が残っています。龍頭岩から東のほうに200メートルくらいの行ったところに、龍蓮(龍の蓮池)がありますが、龍が遊んだという言い伝えからこのような名前になりました。済州島の不思議な木と石が作り上げた公園、耽羅木石苑では、済州の一風変わった木と石が展示されています。 済州の自然石と山柚子の枯死木(枯れ木)の根で展示物を作り、形によって名前を付けたり、ストーリーを作って展示しています。 |
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私立博物館の済州民俗博物館は、済州道の庶民的な遺物が主な展示物です。これら展示物は、すべてが実際に昔の人々が使用していた物となっています。博物館の建物の1階は特別展示場、2、3階は常設展示場として使われていて、約1万点余りの遺物が保管されています。実際に展示室で見られる遺物は全体の三分の一程度で、竹やわら、石などで作った庶民的なものが大部分です。海女たちが使っていた道具、海に入るときに着ていた水着、石臼なども見ることができます。また、済州島独自の民間宗教の巫俗信仰や固有風俗に関連した不思議な物も見学できます。 |
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龍頭岩(ヨンドアム) |
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済州市内の海岸にある竜頭岩は、高さ10m位の岩で長い歳月にわたり波によって浸食され、岩の形がちょうど龍が口を開けて海から上がろうとしている姿に似ているところから龍頭岩と名づけられました。 |
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伝説では、その昔一匹の竜が漢拏山の玉を盗んで逃げようとしたところ、怒った山神に矢で射られ、苦しみながら体が海に沈むような姿で岩となったという逸話が残っています。 |
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三姓穴(サムソンヒョル) |
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三姓穴とは済州島に古代から中世にかけて存在した耽羅(タルラ)という王国の祖、高(ゴ)氏、良(ヤン)氏、夫(ブ)氏の三神が吹き出してきたとされる穴で済州島の聖地とされているところ。三神人は狩猟生活をしながら暮らしていたが、東海の碧浪国から五穀の種子と六畜を持って来た三人の姫と婚礼をした後、各々が生活の拠点として都を定めたという伝説が残っています。 |
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この三神人が出た穴は品の字の形をしているため、この穴の中には雨水や雪が入り込まない。また、周辺の木が穴の方を向いている姿がまるで三神人にお辞儀をしているように見えます。ここには樹齢5百年余の老松と楠、百日紅などがうっそうと生い茂り、ひっそりとした神秘的な雰囲気を感じ取ることができます。 |
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耽羅木石苑(タムラモクソグウォン) |
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済州島の不思議な木と石が作り上げた公園、耽羅木石苑では、済州の一風変わった木と石が展示されています。済州の自然石と山柚子の枯死木(枯れ木)の根で展示物を作り、形によって名前を付けたり、あるいはストーリーを作って展示しています。 |
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また、「寿石」という人の頭の形をした変わった石も見ることができます。ここで展示している自然石は、1960年代から済州内で、一つずつ集めたものです。この公園は、済州島の自然の豊かさと不思議さを感じさせてくれるところです。
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