エリア紹介  
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韓国の伝統が息づく街、安東。工場地帯の亀尾。
慶尚北道の安東(アンドン)は、有形無形の文化遺産がそのまま保存されている、すなわち、高麗時代の仏教文化、朝鮮時代の儒教文化とそれぞれの時代を象徴する文化の繁栄の様子を今に伝えてる村と言えます。特に、1999年4月にイギリスのエリザベス女王が韓国を訪問された際には、女王自らの希望により、この地を訪問されたことで世界的にも知られるようになりました。安東市は、時に朝鮮時代の大学者であった退渓(テェゲ)李滉先生をはじめとした、数多くの学者を輩出した儒学の中心地としても知られ、退渓先生が生前弟子を養成した学問所である陶山書院(ドサンソウォン)は、古い建物と古書などがよく保存され、学問に専念した先生と韓国儒教発展に心血を注いだ弟子たちの息吹が感じられる場所でもあります。 
このほか、洛東江が“S”字形に曲がって流れながら独特な地勢を形成している河回村(ハフェマウル)は、朝鮮時代の両班の屋敷と農家がよく保存され、昔の趣がそのまま残っている伝統的な民俗村。この地で行われる仮面をかぶって躍る「河回別神グッタルノリ(仮面舞)」は、村の安全と豊作を祈る行事で、重要無形文化財第69号に指定されています。村に保存されている木製の仮面から推定し高麗時代からこの仮面劇が行われていたと考えられています。毎年10月には、伝統文化と仮面舞を調和した「国際仮面舞祝祭」が、安東市内一円で開催され、韓国国内だけでなく海外の優れた仮面劇団も招待され、国際的なイベントに発展していきました。
 
安東国際仮面劇フェスティバル
安東市(洛東江辺祝祭場、河回村ほか)で開催される安東国際仮面劇フェスティバルは、タルチュム(仮面劇)を素材にした祭りで、国内外のタルチュムの公演も観覧することができる。
同フェスティバルでは仮面劇、仮面劇の歴史を学べるコーナー、世界の仮面を集めたコーナー、人形劇、伝統民俗公演など多彩な企画が揃っています。
安東(アンドン) ・龜尾(クミ)
安東市役所 安東バスターミナル 亀尾市役所 亀尾バスターミナル
安東 (アンドン) ・龜尾(クミ)エリア