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日本海側の工業観光都市、浦項(ポハン)と蔚山(ウルサン) |
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浦項(ポハン)は慶尚北道東海岸の港湾都市。日本海の迎日湾に面した漁港であったが、1970年代初頭に浦項製鉄所が誕生して以来、韓国有数の工業都市として発展してきた。1968年浦項総合製鉄(株)として設立された韓国唯一の高炉企業で、浦項製鉄所と光陽製鉄所など二つの製鉄所を保有している。主な製品は熱間圧延․冷間圧延、厚板、線材、鋼片などである。1970~1973年に103万トン規模の浦項製鉄所第一期工事の竣工とともに稼動を開始し、総4基の高炉と鋳物線高炉一基、コレックス炉一基を保有している。光陽製鉄所は1987年に着工し、現在5基の高炉を保有している。年間2,800万トンの鉄鋼を生産している。
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蔚山(ウルサン)は日本海に面し、釜山広域市から北へ70km離れている広域市。区の部分は工業都市、郡の部分は農村も存在する典型的な都市・農村の複合都市になっている。現代自動車のお膝元であり、自動車の生産高で大韓民国一位である。現代尾浦造船や現代重工業など現代グループの企業城下町でもある。また海岸沿いに韓国最大の石油コンビナートが広がり、工業都市の様相を示している。郊外の蔚州郡は山岳地帯で、1000メートル以上の高い山があり、海水浴場もあるなど起伏に富んでいて、夏にもなると避暑客で賑わう。2002年に行われた日韓共催のFIFAワールドカップの開催地となり、ブラジル対トルコ戦(予選ラウンド、本戦も開催)などを開催した。 |
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蔚山市内 |
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釜山のお隣にある韓国7番目の都市と言われる蔚山(ウルサン)。1960年代に韓国初の工業団地地区に指定されてから韓国の産業首都として栄えてきました。 |
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そんな蔚山も豊かな自然に恵まれており、実は捕鯨基地としても有名。韓国で消費される鯨肉のほとんどが、蔚山で水揚げされたもの。また郊外には千メートル級の山もあります。
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市役所とバスターミナル |
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浦項市庁 |
浦項ターミナル |
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蔚山市庁 |
蔚山駅 |
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