エリア紹介  
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全羅北道の観光のメッカ、井邑と全州
井邑市は、農村複合型の都市ですが、市域に桜と紅葉が美しいことで有名な国立公園(内蔵山国立公園)を擁する観光都市でもあり、近年では観光資源の開発に力を入れています。市内にある仏教寺院内蔵寺(ネジャンサ)には紅葉シーズンをピークとして年間約70万人の参拝客が訪れる観光地でもあります。この地は歴史的に「東学農民革命」の発生の地・戦勝地として知られます。1894年、李王朝の治世下、郡守の圧政に対し農民指導者・全奉準(チョン・ボンジュン)を中心に全羅道で農民たちが蜂起しました。天津条約に基づき日本軍の出兵を招き、農民革命は鎮圧され全奉準も刑死しました。この農民を中心とした抵抗運動の精神は、後に抗日運動へと引き継がれていきました。
 
殿洞聖堂の右手を走る広い道路、八達路を越えてそのまま行くと、全州のもっとも代表的な文化財である豊南門に突き当たります。1768年に造られた全州府城の四大門のひとつで、ソウルの南大門によく似た特徴をもつ美しい城門。1905年に東、西、北門が撤去され南門だけが残され、現在の姿は1978年に復元されたもので、夜はライトアップされ幻想的な雰囲気となります。慶基殿の向かいには1914年に建てられた赤煉瓦の聖堂がそびえている。ビザンティン様式とロマネスク様式を折衷した重厚なデザインで、湖南地方(全羅南北道)の西洋式近代建築物の中で最大規模とされています。


 
全州駅
ソウルから全州へはソウル竜山(ヨンサン)駅からセマウル号(1日4本)、ムグンファ号(1日9本)を利用して、ソウルから約3時間半で行くことができます。 またソウル高速バスターミナルや東ソウル市外バスターミナルからも約5分から30分間隔でバスも運行されています。(深夜の場合は1本から5本運行されている)
全州.井邑
全州市役所 全州バスターミナル 井邑市役所 井邑バスターミナル
全州歴史博物館
全州(チョンジュ)は9世紀末に後百済の首都であったこともあり国立全州博物館には百済時代の遺物を中心に全羅北道で出土したものが展示されています。約3万点の所蔵物の中から1300点余りが5つの展示室と野外展示場に常設展示されています。遺物はテーマごとに5つの展示室に分かれ展示され、また野外展示場には古代の横穴式石室など数基の石室等が展示されています。 全羅北道は土地が肥沃で古来からもっとも農耕文化が発展した地域。民俗室ではこの地域の民俗工芸など伝統的なこの地域の生活用具を見ることができます。美術室には全羅北道で出土したものを中心に約350点余りが展示されています。三国時代に製作された仏教美術品や高麗時代の青磁、李氏朝鮮時代の白磁まで様々な種類の陶磁器を見ることができます。
内蔵寺
内蔵寺は百済636年に 霊隠祖師が創建した寺で、全羅北道の名山である内蔵山国立公園の中にあります。本来の名前は霊隠寺で、その後何度かの焼失と再建を繰り返したが、朝鮮戦争時に全焼。現在の建物は1970年代に再建されたものです。 内蔵山国立公園は紅葉の名所として知られ、紅葉シーズンには紅葉で真っ赤に染まった山を背景に静かにたたずむ内蔵寺の美しさが一層引き立てられ一年の中で最も多くの観光客が訪れます。
全州 (チョンジュ) ・井邑(チョンウップ)エリア