エリア紹介  
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2012年世界博覧会(EXPO)開催地 麗水(ヨス)
ソウルから車で約6時間の距離にある、全羅南道(チョンラナムド)の海に面した麗水(ヨス)。麗水市は本土から突き出した半島にあり、300余りの島々が点在する風光明媚な海洋都市です。気候が温暖な麗水半島では至る所で貝塚が発見され、石器時代から人が居住していた痕跡が広く残っています。また巨大な石の遺跡も発見され、当時この麗水半島には巨大勢力が存在した可能性もあるとされます。麗水の名はこの地域の美しさから高麗時代に「麗水」と命名され、李氏朝鮮時代には造船施設もあったとされます。文禄・慶長の役(1592~1598年)には朝鮮水軍の長.李舜臣(イスンシン)将軍が本営を置いたとされます。 
この風光明媚な海洋都市.麗水で2012年5月から3ヶ月に渡り「生きている海、息づく沿岸」をテーマに120以上の国が参加する世界博覧会(EXPO)が開催されました。世界博覧会は麗水市内の海岸一帯で行われ、国内外から800万人以上の観光客が訪れました。現在でも博覧会跡地ではアクアリウムが再オープンしレーザーショーも行われています。日本と麗水の間には1930年代には下関とを、90年代初頭に博多とを結ぶフェリーが就航していましたが、現在では全て廃止されてしまい船では直接行くことはできませんが、市内には空港があるため、ソウルや釜山を経由するなど空路でも麗水へ行くことができます。美しい海が生きている麗水へ一度訪れてみてはいかかでしょうか。
 
石泉寺(ソクチョンサ) ツツジの群生地として知られる霊鷲山(ヨンチィサン)
李舜臣將軍の霊を祀った寺院 。石泉寺(ソクチョンサ)は韓国10大名刹のひとつに数えられる「華厳寺(ファオムサ)」の流れをくむ寺院で12世紀に創建されました。 麗水市の北東に位置する標高500メートルほどの山。山の中腹から頂上にかけてツツジの花が一面に咲き、毎年4月には「ツツジ祭り」が行われるなど多くの観光客が訪れます。
梧桐島(オドンド)
梧桐島(オドンド)は別名「冬柏島(トンベクソム)」と呼ばれ,麗水市の花である椿が群生することで知られる小島。麗水市の海岸から陸橋が繋がっており、その陸橋沿いでは海女さんが貝やナマコを採る光景も見ることができます。 梧桐島(オドンド)は文禄・慶長の役の時に最初に水軍練兵場が作られた場所として知られ、島内には李舜臣将軍が創らせた亀甲船の模型も飾られています。梧桐島前の海岸が世界博覧会の開催地になります。
萬聖里(マンソンリ)海水浴場 亀甲船公園
麗水市内から車で15分ほどで行ける韓国国内では珍しい黒い砂が特徴の海水浴場。海水浴以外にも釣りや貝採りなどが楽しめる。海岸沿いには民宿や刺身屋などが立ち並び、賑わいを見せます。 亀甲船を記念して造られた公園で、公園内にある人口湖は上から見ると亀甲船の形に見えるように造られ、湖畔には石で作った亀甲船も設置されています。また公園内には石器時代の支石墓(コインドル)も移築されています。
鎭南館 ( チンナムクァン ) 麗水を代表する味 突山カッキムチ(からし菜のキムチ)
鎭南館 ( チンナムクァン )は李氏朝鮮時代に客舍として建てた、現在まで現存する國內最大の單層木造建物であり国宝にも指定されています。文禄・慶長の役においては水軍の統制営でもあった場所。
麗水のからし菜は他所に比べて繊維質や苦味が少なく、麗水の海で獲れた海産物と一緒に漬けたキムチは麗水を代表する特産物として全国に知られています。毎年11月には「麗水突山ガッキムチ祭り」が盛大に行われます。
麗水(ヨス)エリア