済州民俗自然史博物館【済州島観光スポット・ハナビツアー】

		済州民俗自然史博物館韓国本土とは文化・生活様式や自然環境でかなりの違いがある済州島(チェジュド)。そんな済州島だけの独自の民俗や自然について学べる博物館が1984年に開館した「済州道民俗自然史博物館」です。館内だけでなく、広々とした敷地のあちこちにまで展示がされているので、公園のなかを散策しながら展示物を見ることができます。「済州道民俗自然史博物館」は、大きく自然史展示、民俗展示、岩石展示の３つで構成されています。まず自然史展示には済州島の海に生息する海洋生物354点、済州島に住む昆虫の標本512点などが展示されています。次に民俗展示は、海と共に生きて来た済州島の人々の古くからの生活様式を蝋人形で再現しています。その他済州島は昔から石が多い土地であったため、済州島ならではの火山岩と石を使った生活用具100点以上が、野外に展示されています。


済州島は、生活や自然だけでなく言葉も韓国本土とかなり異なります。韓国の人々でさえも済州島の方言を理解するのは難しいとされるほどです。それ程韓国の本土とは異なる点が多いのも済州島の魅力のひとつでしょう。この博物館の民俗展示室では、済州島民の生活のありようから、漁業・農業などの産業のようすなど、具体的な展示で分かりやすく説明してあります。とくに、済州島の海で働く海女たちの生活と生業に関する展示は充実しています。また、この博物館の近くには済州の創生神話にかかわる三姓穴(サンソンヒョル)があります。これは、高乙那･梁乙那･夫乙那の三神人の誕生説話が伝えられているところで、今も「品」の形をした穴が７千坪の森の中に残っています。

済州島の独特な風習や自然について学べる博物館

溶岩石で作った石のオブジェが展示されている屋外展示場

♣観光地情報データ

    観光地名    :    済州民俗自然史博物館    ／ 제주민속 자연사박물관 　　　　　

【観光地情報】

住        所

済州特別自治道済州市三姓路 40

(ハングル)

제주특별자치도 제주시 삼성로 40

休館日
正月、旧正月、開館記念日（5月24日）、韓国の旧盆（秋夕)

入場料 19才以上：1,100ウォン　13~18才：500ウォン

観覧時間
08:30~18:00 (６~8月は08:30~18:30）

お問い合わせ先
064)710-7708

ホームページ

http://museum.jeju.go.kr/ (韓国語)

現地アクセス済州国際空港から車で約10分



    ♣ 注意事項

  • 入場券販売は観覧時間終了1時間前まで販売してます。

  • 現地の事情により予告なしに変更される場合もございます。あらかじめご了承ください。

• 最終更新日 : 2015.10.03

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