済州島小正月の野原火祭り【済州島観光スポット・ハナビツアー】

ハルラ山の広大な野原で繰り広げられる済州島の小正月の火祭り
		小正月（旧暦１月15日）の火祭りは、済州市のエウォル村、ポンソン里で毎年、旧正月の３日間のわたって行われる郷土のお祭りです。広大な野原に大きな篝火を焚き、家内安全と豊饒を祈り、人間と自然が一つになって限りない幸せを願う済州島の郷土民俗行事です。早くから牧畜業が盛んだった済州島では、生活の知恵として早い時機から、放牧地にわざと火をつける「火入れ」という風俗がありました。「火入れ」によって、ダニなどの有害な虫が死に、燃えた草木が灰になって、新しく生えてくる草木の肥料になり、また草も柔らかく味もよくなるので、牛や馬が喜んで食べると言います。


お祭りは３日間に渡って開催されますが、ハイライトはなんと言っても、野原に大きな篝火が焚かれ、あたり一面＜火の海＞になるところでしょう。最近は、この光景を見ようと韓国本土だけでなく、日本や中国などの外国人観光客も訪れるようになりました。もともと、済州島の民間の年中行事であったものを、地域のフェスティバルとして拡大、実施しています。そのため、この「火入れ」の行事だけでなく、民謡大会、農楽大会、伝統結婚式の再現、凧揚げ、済州馬のレース、豚のレース、ダンス大会などさまざまなイベントもあわせて行われます。また、済州島の郷土料理や特産品を楽しめる屋台も並び大いに賑わいます。



毎年約２０万人の観光客が訪れる正月デボルム火祭りは、種火をつけたのろしを持ち、済州島全体を一周する送り火の行事からスタートします。				満月の光の下、約10万坪のオルムと呼ばれる済州特有の寄生火山に火が放たれる様子は幻想的です。

小正月デボルム火祭りイベント会場



地元の人々や観光客が参加できる数々のイベントも行われています。伝統音楽やライブコンサート、子豚やカモを競わせる豚カモレースの他、願い事を書いた短冊をつけたキジを空へ放したり130キロにもおよぶ石をより遠くに運ぶことを競う「ドゥムドル持ち」など。「ドゥムドル持ち」は古くから済州道に伝わっている成人儀式になります。その他、昔ながらの農耕の様子なども見学することができます。				また夜には薪の山に火をつけて願い事をする日本でいう「どんど焼き」や火祭りらしく火を入れた缶を振り回す「プルカントン回し」や花火やレーザーショーなど火祭りらしく火をを題材にした多くのイベントが行われます。

壮大な野焼きが行われるデボルム火祭り

♣観光地情報データ 　　

    観光地名    :   小正月の野原火祭り   ／   정월대보름 들불축제 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

【観光地情報】

住        所

済州道（チェジュド）済州市（チェジュシ）エウォル邑ボンソンリ　平和路辺

(ハングル)
제주도 제주시 애월읍 봉성리 평화로변

現地情報毎年2月下旬（小正月）頃3日間開催、民俗公演と火の遊びなど

お問い合わせ先
064）728-2751

ホームページ

http://buriburi.go.kr/

現地アクセス済州空港からタクシー利用。所要時間約30分。



    ♣ 注意事項

  • 現地の事情により予告なしに変更される場合もございます。あらかじめご了承ください。

• 最終更新日 : 2013.11.30

済州島小正月の野原火祭り | 韓国済州島観光スポット、韓国済州島のイベント・祭り・祝祭ご紹介ならハナビツアー。

済州島小正月の野原火祭り | 韓国済州島のイベント・祭り・祝祭|おすすめ韓国済州島観光スポットならハナビツアー。

済州島小正月の野原火祭り | 韓国済州島観光スポット・見所・韓国済州島のイベント・祭り・祝祭ならハナビツアー。

関連検索