済州三姓穴(サムソンヒョル)【済州島観光スポット・ハナビツアー】

三姓穴（サムソンヒョル）史跡第134号に指定されている三姓穴（サンソンヒョル）は済州島に存在した耽羅国の建国神話に登場する高（コ）氏、良（ヤン）氏、夫（ブ）氏の三人の神人が現れたという地面に開いた３つの穴を祀った済州島の聖地。「高麗史」などの文献記録によれば、三神人は狩猟生活をしながら捕らえた獲物を皮衣肉食として暮らしていました。あるとき、東海の碧浪国（日本とされる）から五穀の種子と六畜を持って来た三人の姫が、箱に乗ってやってきました。この三人の娘と結婚をして、各々が生活の拠点としてそれぞれ都を定めました。三人の神人は自分たちの村をつくり、繁栄したと開国神話に残されています。


		三神人が出た穴は「品」の字の形をしているため、この穴の中には雨水や雪が入り込まないとされ、更に穴の周辺の木々がまるでお辞儀をするかのように穴に向かっている姿が神秘的な空間をつくりだしています。ここには樹齢5百年余の老松と楠、百日紅などが鬱蒼と生い茂り、街中にありながら静寂が保たれています。穴はくぼみの中にあり、遠くから眺めるだけではなかなかその様子を知ることができませんが、敷地内には三姓穴の模型や、建国神話を模型やアニメなどの資料で詳しく紹介している展示館もあり詳しく知ることができます。ツアーなどで是非訪れて欲しい済州島を代表する史跡です。

耽羅国（タンラクッ）の発祥地　三姓穴



三姓穴の前には建物が2件並んいるが、ここは毎年春夏に行われる乾始大祭の時に済州道知事らが祭祀を行う場所。			この祭祀は朝鮮王朝時代の中宗21年（西暦1526年）牧使李寿童が初めて標壇と紅門を立て垣を造り、春秋奉祭を行ったといわれる。

展示館



展示館内には3人の神人が五穀の種を持ってきた碧浪国の三王女を迎え入れてから、農業生活が盛んになり、耽羅王国へ発展していった言われる神話が模型やアニメになってわかりやすく展示されています。			また三姓穴と関連のある遺跡地の模型や出土品などの展示もあります。

♣観光地情報データ 　　　　

    観光地名    :   三姓穴（サムソンヒョル）   ／ 삼성혈 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

   【観光地情報】

住        所

済州道（チェジュド）済州市（チェジュシ）二徒一洞（イドイルドン）1313番地

(ハングル)
제주도 제주시 이도1동 1313번지

入場料 19才以上：2.500ウォン、13~18才：1.700、3~12才：1.000

観覧時間
  4~9月 8:00~18:30 10~3月 8:00~17:30

お問い合わせ先
064）722-3315

ホームページ

http://www.samsunghyeol.or.kr/

現地   情報旧正月と秋夕連休中は11:00から観覧可能。

現地アクセス済州空港からタクシー利用。所要時間約20分。



    ♣ 注意事項

  • 現地の事情により予告なしに変更される場合もございます。あらかじめご了承ください。

• 最終更新日 : 2015.08.20

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