扶蘇山城(ブソサンソン) 【忠清道観光スポット・ハナビツアー】

扶蘇山城（ブソサンソン）
		扶余（プヨ）に行くと、まず目に入るのが深緑色の森を持つ扶蘇山（プソサン）です。この山には、扶蘇山城と呼ばれる山城があり、この山の南側が百済の王宮がありました。山は二つの嶺から出来ていて、中央に大きな谷があります。西門跡から入ると道は左右に分かれ、左へ進むと「西腹寺」（ソボクサ）址があります。王宮内のこじんまりした寺で南門、中門、塔址、金堂跡が一直線にならんでいます。右へ進むと、すぐ「三忠祠」(サムチュンサ）でがあります。百済最後の王、義慈王の時の忠臣である成忠（ソンチュン)、興首(フンス)、階伯(ケベック)将軍を祀っています。


成忠は百済最後の王、義慈王の時の忠臣で、誤った政治をただすために尽力しました。興首と階伯は軍人で二人とも最期まで勇敢に唐と新羅の連合軍と戦いました。扶蘇山の西側の山の最も高いところに泗沘楼(サジャル)という楼閣が建っています。ここは百済時代「送月台」と言い、王が月を愛でた場所だそうです。扶蘇山全体で標高が最も高く、この直ぐ近くに落花岩があります。この絶壁は、百済が新羅と唐の連合軍に陥落した時、百済の 3000名の宮女が次々と白馬江の下に身を投げたという伝説で有名な場所です。

扶余のシンボル、扶蘇山。百済の歴史を偲びながら散策してみましょう
			落花岩は、この伝説のように女性の貞節を命よりも大切にしていた女性達の精神がにじみ出ている場所です。この岩石の上に1929年この地域の群首だった洪漢杓が、百花亭という東屋を建てました。「落花岩」という文字が岩に刻まれていますが、これは朝鮮時代の宋時烈が書いたものです。

百済時代の軍営と思われる竪穴住居跡

落花岩（ナックァアム）

西暦６６０年に唐と新羅の連合軍により百済が滅亡した時、後宮にいた３千人の宮女達が崖の上から白馬江へ次々と身を投げていったとされます。			その落ちていく姿がまるで色鮮やかなツツジの花びらが落ちていくように見えた事から、落花岩の名がついたと伝えられています。

♣観光地情報データ 　　　　　　　　　　

    観光地名    :   扶蘇山城（ブソサンソン）／ 부소산성 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

   【観光地情報】

住        所

忠清南道（チュンチョンナムド）扶余郡（ブヨグン）扶余邑（ブヨウプ）雙北里（サンブッリ）

(ハングル)
충청남도 부여군 부여읍 쌍북리

休館日
無休

入場料 19才以上：2.000ウォン　14~18才：1.100ウォン　4~13才：1.000ウォン
※ 入場料には扶蘇山城＋落花岩＋皐蘭寺が含まれています。

観覧時間
  08:00~19:00（11月~2月 08:00~17:00）

お問い合わせ先
041）830-2512

ホームページ

扶余市ホームページ　http://www.buyeotour.net

現地アクセス扶余市外バスターミナルから扶蘇山方向に徒歩10分。



    ♣ 注意事項

  • 現地の事情により予告なしに変更される場合もございます。あらかじめご了承ください。

• 最終更新日 : 2015.04.28

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