定林寺址(ジョンリムサジ)博物館【忠清道観光地・ハナビツアー】

定林寺址（ジョンリムサジ）博物館
		定林寺（チョンリムサ）は6世紀の中頃に建てられ、百済が滅亡する時まで栄えていた寺です。今では石塔と石仏が残っているだけですが、現在も発掘作業が行われています。境内に残っている「定林寺址五重石塔」は素朴な美しさがとても魅力的です。この定林寺址五重石塔は、益山の弥勒寺址石塔と共に百済の石塔様式を見せてくれる大切な遺物となっています。定林寺址で見ることができるもう一つの遺物は、高麗時代の定林寺址石仏坐像です。この仏像は高麗時代に定林寺を改築した際に、新しく造られたものと考えられています。

扶余を代表する史跡定林寺址
坐台の上部分には蓮の花が刻まれていて、下の部分にも同じように蓮の花の模様が刻まれています。百済仏教の流れを汲む素朴な味わいが魅力的です。定林寺址に隣接する定林寺址博物館は、仏教文化館、定林寺址館、企画展示館があり、百済仏教と定林寺の歴史を紹介しています。定林寺の石塔の建設当時の様子の展示、定林寺の全景の想像図、定林寺址から発掘された瓦などの出土品が展示されています。この博物館と、直ぐ近くにある国立扶余博物館の２箇所を回れば、百済次代の歴史と文化、とくに百済仏教について体系的に学ぶことが出来ます。

定林寺址博物館内の展示物



定林寺創建当時の様子が模型になって分かりやすく展示され、五層石塔建築風景など百済時代の技術の高さをうかがうことができます。			発掘調査の時に出土した瓦の欠けたものなど遺物も展示されています。

定林寺址から発見された遺物

　♣観光地情報データ 　　　　　　　　　　

    観光地名    :   定林寺址（ジョンリムサジ）博物館　   ／ 정림사지박물관 　　　　　　　　　　　　　　

【観光地情報】

住        所

忠清南道（チュンチョンナムド）扶余郡（ブヨグン）扶余邑（ブヨウプ）東南里（ドンナムリ）36番地

(ハングル)
충청남도 부여군 부여읍 동남리 36번지

休館日
年中無休

入場料 19才以上：1.500 ウォン  13～18才：900ウォン　4~12才：700ウォン

観覧時間
10月~3月：10：00~17：00　4月~9月： 09:00 ~19:00

お問い合わせ先
041）832-2721

ホームページ

http://www.jeongnimsaji.or.kr/ （日本語あり）

現地アクセス扶余市外バスターミナルから徒歩15分



    ♣ 注意事項

  • 現地の事情により予告なしに変更される場合もございます。あらかじめご了承ください。

• 最終更新日 : 2015.08.29

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