華厳寺 (ファオムサ)【全羅道お寺情報・ハナビツアー】

		華厳寺(ファオムサ) 新羅真興王（554年）にインドの僧侶である縁起が創建した智異山の西南に位置する寺。韓国10大名刹のひとつで、智異山を代表する最高の寺刹となっています。丁酉再乱（1592年）の際に火災により焼失し、現在の大雄殿や覚皇殿などの建物はすべて朝鮮時代に再建されたものです。大雄殿の階段下の両側にはそれぞれ西五層石塔と東五層石塔があり、大雄殿左側に覚皇殿があり、その前にある石灯籠は統一新羅時代の作品で、国内最大規模の石灯籠です。ほかにも華厳寺の代表的な石造物である四獅子三層石塔や「孝台」と呼ばれる小さな丘にある三層石塔など国宝級の遺物が多く残っています。もちろん大雄殿も雄壮で気品あふれる建造物で、普済楼もまた美しい雰囲気の建物で、周辺の山並みと見事な調和をなす美しい寺です。


華厳寺への道は渓谷に沿って続いていますが、渓谷は華厳寺渓谷と呼ばれ、この渓谷沿いの道は智異山の老姑壇(ノゴダン)につながる登山道にもなっています。華厳寺の背に広がる智異山は、古くから登山のメッカとして知られ、多くの登山客で賑わっています。登山客に対する施設も充実しており、近年は日本をはじめとした外国人登山客も訪れています。智異山一帯はかつて山岳信仰の聖地であったほか仏教の聖地ともされ、古くは三国時代から、中世では李氏朝鮮時代に排斥された仏教寺院達が智異山に寺院の基盤を求めました。

韓国10大名刹のひとつ、智異山を代表する最高の寺刹



「華厳寺」の名前の由来は華厳経から来ており、６７０年に新羅の僧である義湘が丈六殿（現覚皇殿）を建て華厳経を石に刻んで壁にめぐらしたことに由来する。				この華厳経は文禄・慶長の役の時に破壊されて今は8980個の破片が残っている。



現在の木造建物はすべて朝鮮時代に再建されたものですが、石造りの遺物は創建当時（新羅時代）のまま残っています。				寺院内に残る石塔は６メートルの高さを誇り、韓国国内では一番の高さ。国宝第１２号に指定されています。

♣観光地情報データ

    観光地名    :   華厳寺 (ファオムサ)   ／ 화엄사

【観光地情報】

住        所

全羅南道（ジョラナムド）求礼郡（グレグン）馬山面（マサミョン）黄田里（ファンジョンリ）12番地

(ハングル)

전라남도 구례군 마산면 황전리 12번지

休館日
年中無休

入場料 19才以上 : 3.000ウォン、13才～18才: 1,600ウォン、6才～12才 : 1.300ウォン

観覧時間
07:00 ~ 19:00

お問い合わせ先
061）782-7600

ホームページ

http://www.hwaeomsa.org(韓国語)　

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現地アクセス求礼（汽車）駅、求礼バスターミナルから華厳寺までタクシー　約20分所要



    ♣ 注意事項

• 現地の事情により予告なしに変更される場合もございます。あらかじめご了承ください。

• 最終更新日 : 2015.09.18

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