皐蘭寺（ゴランサ）【忠清道お寺情報・ハナビツアー】

皐蘭寺（ゴランサ）
		落花岩を背にして白馬江の川岸に建てられた皐蘭寺（コランサ）は、百済末期に建てられたものと推定されています。百済の王たちが休息を取るための東屋だったという説もあれば、百済が滅亡するときに落花岩で身投げした三千宮女の霊を慰めるために建てられたという説もありますが皐蘭寺の建立についての記録が残っておらずはっきりとは分かっていません。寺の後ろの岩の間には皐蘭井という湧き水あり、水が湧き出る岩の上にはここだけに自生する皐蘭草が生えています。言い伝えによると、百済の王たちは1日に1回ずつ皐蘭井から湧き出る水を飲んでいました。水を汲みに行く家来たちは、皐蘭草の葉を水に浮かべることで皐蘭井からもってきた水だということを証明したという言い伝えが残っています。


歴代の百済の王達はこの湧き水を好んで飲んだおかげで健康となり、胃膓病はもちろん風邪も引くことなく過ごしたと言います。また、この井戸の水を一杯飲めば 3年ずつ若くなるという伝説も残り、本堂の裏にある洞窟の皐蘭井からはいまでも水が湧き出ていて、多くの参拝客ののどを潤しています。このお寺には奈良時代に日本の２人の僧がこの寺に赴いて修行をしたという伝承があり、寺の裏の壁画にその様子が描かれています。またこのお寺からの緩やかに流れる白馬江の眺めは素晴らしく、多くの人々がこの地を訪れています。

百済の古都、扶余の扶蘇山にある寺院

原色の華麗な装飾の山寺で、堂内には多くの信者が願い事をかいた提灯がたくさん奉納されています。			皐蘭寺の下には遊覧船の船着場があり百済文化の源となった白馬江のゆったりした流れを楽しむことができます。

♣観光地情報データ

    観光地名    : 皐蘭寺（ゴランサ）／ 고란사

【観光地情報】

住        所

忠清南道（チュンチョンナムド）扶余郡（ブヨグン）扶余邑（ブヨウプ）雙北里（サンブッリ)

(ハングル)

충청남도 부여군 부여읍 쌍북리

休館日
年中無休

入場料大人：2.000ウォン　14才~18才：1.100ウォン　4~13才：1.000ウォン
※ 扶蘇山城＋落花岩＋皐蘭寺入場可能。

観覧時間
3月～10月：07:00～19:00　 11月～2月：08:00～17:00

お問い合わせ先
041）830-2512

ホームページ

扶余市ホームページ　http://www.buyeotour.net

現地アクセス扶余市外バスターミナルから扶蘇山方向に徒歩10分。



    ♣ 注意事項

• 現地の事情により予告なしに変更される場合もございます。あらかじめご了承ください。

• 最終更新日 : 2015.02.18

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